Whatnotでカメラ・レトロゲームを売るには?電子機器の状態定義とリチウム電池の扱い
最終更新:2026年8月24日(Whatnot公式ヘルプの「電子機器の状態定義」「危険物および可燃性物質」「出品を作成する」「出品者手数料」「配送について:日本の出品者向け」の記載を確認しています)
フィルムカメラやレトロゲーム機は、日本から海外へ出す商材として長く需要があります。Whatnotではこうした電子機器に専用の状態定義が用意されており、さらにリチウム電池を含むものは危険物として扱われます。出品前に押さえておくべき要件を、公式ヘルプの記載から整理します。
電子機器には専用の状態定義がある
スマートフォンやノートパソコンだけでなく、Whatnotで販売されるすべての家電機器にこの定義が適用されます。カメラやゲーム機も同じ枠組みです。区分ごとに、外観・機能・付属品の要件が細かく決まっています。
| 状態 | 要件のポイント |
|---|---|
| 新品(工場出荷時未開封) | 未開封・未使用。付属品と書類がすべて揃い、小売用パッケージのまま密封 |
| 開封済み | 不具合なし。デモやテスト程度の軽い使用痕。付属品はすべて揃っている |
| 非常に良好 | 約20cmの距離で傷・へこみが見えない。完全動作。バッテリーの健康状態は90%以上で、測れる場合は数値を開示。充電ケーブルは必須 |
| 非常に良い | 腕の長さ(約50cm)で傷が見えない。へこみや深い傷なし。バッテリーの健康状態を開示。充電ケーブルは必須 |
| 良好 | 目に見える傷や小さなへこみあり。主要機能はすべて正常。充電ケーブルは任意だが、欠品は開示が必要 |
| 可 | 深い傷・塗装の摩耗・複数のへこみがあるが、主要機能はすべて正常 |
| 中古だが機能や動作には問題ない | 使用とテスト済みで本来の用途どおりに動作。付属品が揃っていない場合がある |
| 部品取り/正常に動作しない | 電源が入らない、重大な故障、主要部品の欠品など。この区分で明確に出品し、把握している不具合は文章とライブ中の口頭の両方で開示。現状有姿での販売となり、状態に起因する返品は対象外 |
「再生品」と「中古品」は定義が違う
公式ヘルプでは、この2つが明確に分けられています。
- 再生品:一度購入・使用され返品された後、元の製造元または認定修理施設で技術者が点検・検査・必要な修理を行い、正常動作を確認したもの
- 中古品:メーカーや修理施設による再生処理は行われていないが、出品者が出品前に電源と基本的な機能を確認し、正常動作をテストしたもの
ここは中古カメラや旧世代ゲーム機を扱ううえで重要な線引きです。動作確認をしていないものは「中古品」に当たりません。未確認のまま出す場合は「部品取り/正常に動作しない」を選び、そのように明記する必要があります。
状態が違えば、返金費用を負担することがある
ポリシーには、商品が選択した状態と一致しなかった場合、出品者が返金費用を負担する可能性があると明記されています。あわせて出品の削除やペナルティ、アカウントへの対応が行われる場合もあるとされています。判断は、出品内容・ライブでの開示内容・確認できる情報をもとに行われます。
言い換えると、ライブ中に何をどう見せたかが記録として効いてきます。費用負担の全体的な線引きはWhatnotの未着・返品・不正購入は誰が負担する?出品者保護の線引きで扱っています。
リチウム電池は「危険物」として扱われる
危険物および可燃性物質のポリシーでは、リチウム電池と電子機器は「特別な配送が必要な危険物」に分類されています。販売そのものは禁止されていませんが、適用されるすべての配送規制と要件に出品者が準拠することが条件です。
実務上のポイントは、出品を作成する画面に「危険物が含まれているかどうか」を指定する項目があることです。公式ヘルプでも、リチウム電池・香水・マニキュアなどが例として挙げられています。バッテリー内蔵のカメラやゲーム機を出すときは、ここを飛ばさないでください。
なお、燃料類・爆発物・金属水銀・発がん性物質などはそもそも販売が禁止されています。ヴィンテージ機材でも、こうした物質を含むものは対象外と考えてください。
手数料は、選ぶカテゴリーで変わる
日本の手数料表で優遇の対象として名前が挙がっているのは、コミック・トレーディングカード・スポーツ シングルカード・おもちゃと趣味(8%+消費税、225,000円を超える部分は0%・期間限定)と、コインとマネー(4%+消費税)です。それ以外は「その他すべてのカテゴリー」で、最終販売価格の8%+消費税となります(2026年8月11日更新時点)。
カメラやゲーム機がどの欄に当たるかは、出品時に選ぶカテゴリーによって決まります。高額な機材を扱う場合は、出品画面で実際のカテゴリーを確認したうえで見積もってください。カテゴリーごとの違いはWhatnotのカテゴリ別ガイド|日本から出せる商材・手数料・承認の要否にまとめています。
日本から送るときの注意点
発送できるのは米国・オーストラリア・イギリス・フランス・ドイツの5か国で、FedExとの提携により前払いの配送ラベルが提供されます。関税・税金・手数料はWhatnotが前払いし、購入者が購入時に総額を確認できます(2026年8月19日更新時点)。
ただし危険物については、配送先ごとに配送業者の規制が異なります。公式ヘルプはイギリス(Royal Mail、DPD)、ドイツ(DHL、ドイツ郵便)、フランス(La Poste、Mondial Relay)などの制限を各自で確認するよう案内しています。日本から送れる5か国のうち3か国が該当するため、バッテリー内蔵品を主力にするなら事前の確認が必要です。
配送料は重量と寸法の両方で決まります。レンズや本体は小さくても、緩衝材を厚くすると寸法側で不利になるため、梱包後の実寸で配送プロファイルを選んでください。商材の選定や配信体制から相談したい場合は、越境ECのご相談からお問い合わせください。
よくある質問
動作未確認のジャンク品は出せますか
「中古品」は出品者が電源と基本機能をテストしていることが前提です。未確認や不具合があるものは「部品取り/正常に動作しない」として明確に出品し、把握している不具合を文章とライブの口頭の両方で開示してください。この区分は現状有姿での販売となり、状態に起因する返品は対象外とされています。
フィルムカメラのように電池を使わないものはどうなりますか
危険物の指定はアイテムにリチウム電池などが含まれるかどうかで判断します。電池を含まない機材であれば該当しませんが、電子機器としての状態定義は適用されます。付属品の欠品は状態区分にかかわらず開示が必要です。
バッテリーの健康状態は必ず出さないといけませんか
「非常に良好」では90%以上であることが要件で、測定できる場合は数値の開示が求められます。「非常に良い」でも開示が必要とされています。測定手段のない機材については、該当する場合にのみ適用される要件です。
関連記事
- Whatnotのカテゴリ別ガイド|日本から出せる商材・手数料・承認の要否
- Whatnotでフィギュア・アニメグッズを売る|手数料の優遇とサプライズセットのルール
- Whatnotでブランド品を売るには?承認・真贋証明・状態開示の実務
- Whatnotの未着・返品・不正購入は誰が負担する?出品者保護の線引き
- Whatnot(ワットノット)完全ガイド|日本からの出品・手数料・保証
弊社について
株式会社オプティズムは越境EC支援を行っています。eBayでの販売支援とShopifyでの自社EC構築を提供しており、ライブコマース販売支援については日本のアプリが開放され次第、Whatnotの販売代行を開始する予定です。
提供体制が整った時点でご案内できるよう、事前の受付をしています。ご希望の方はお問い合わせフォームから、お問い合わせ内容に「Whatnot優先案内希望」とご記入のうえ送信してください。提供開始の時期および料金は未確定です。現時点でのお申し込みが費用の発生や契約を伴うことはありません。
.png?width=915&height=355&name=optism_logo_alpha%20(1).png)